PMDDの徴候や症状について

生理前の不調に悩む女性の中には「PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前不快気分障害)の違いがわからない!」と感じている人もいるようです。今回は「PMSとPMDDの違い」について詳しく解説しますので、ぜひ治療や病院選びの参考にしてみてください。

 

生理前に生じる精神症状が酷いものを「PMDD」と呼びます

PMDDは、「生理前に生じる精神症状が重いもの」の総称です。具体的な症状には個人差がありますが、強い鬱状態や緊張、不安、絶望感などが生じることで、日常生活や社会生活に影響が及ぶケースがほとんどとなっています。

 

中にはPMDDの症状によって対人トラブルや離婚に発展することもあるため、明らかに酷い「生理前の精神不調」が生じた時には、早めに精神科の専門医に相談すべきと言えるでしょう。

 

 

PMSよりも症状が酷い場合も「PMDD」と診断されることもあります

「PMSよりも症状が強すぎる」という場合も、PMDDと診断されるケースがあるようです。

 

PMDDの人でも「多少の身体不調」が生じることもあるため、「身体の不調があるからPMSだ!」と決め付けるのではなく、「心の不調がどのぐらいか?」という角度から対処方法を決めた方が良いと言えるでしょう。

 

 

PMDDだからと言って自分を責めないでください

PMDDによって気持ちのコントロールができない女性の中には、「自分を責めることで更に症状を悪化させてしまう人」もいるようです。

 

PMDDやPMS症状の多くは「真面目で完璧主義の人に生じやすい傾向がある」とされていますが、実際はホルモンバランスや栄養不足による原因も考えられるため、自分を責めるのではなく「専門医に相談して早めに治療を行うこと」を最優先にすることが重要です。

 

 

症状が酷いと希死念慮や自傷行為に繋がることもあります

PMDD症状の酷い女性の中には、強烈な希死念慮によってリストカットなどの自傷行為をしてしまう人もいるようです。PMDD状態になっている人は感情のセルフコントロールが難しくなっているため、周囲の人が「温かく見守ること・優しく寄り添うこと」も病気の快方に繋がる大事な取り組みとなります。

 

 

まとめ

近年話題になっているPMDDは、「PMSが重症化したもの」と捉えて良さそうです。月経のある女性の5%がPMDD、50〜70%がPMSという報告もありますので、「こんな病気になっているのは自分だけなんだ!」と自責せずに、精神科専門医の診察を受けてみてください。

 

処方薬を飲み始めることで、これまで苦悩してきた「心の嵐」が少しずつ静まっていきます。